一流クリエイターによる新しい休日視点の持ち方 Part 2

クリエイティブな仕事をする人はどんな休日を過ごしているのか?その創造力は常にどこから湧いてくるのか?

「休日の過ごし方とクリエイティビティ(創造力)の関係性」についてご紹介している”休日デザイナー”。

2020年3月は、コロナウィルス感染拡大の影響もあり、世界中でこれ以上の広がりにならないよう個々の意識が高まる中で、どうしても社会が停滞し、気持ちが悶々とする休日が続いてしまいがち。せめて、気持ちだけは前向きに持っていきたいところ。日常の休日における「新しい視点の持ち方」というテーマで2名のクリエイターの休日の過ごし方と創造力についてお伝えします。

一流クリエイターによる新しい休日視点の持ち方

2014年から全国各地のクリエイターの取材をして回った中から毎回2名づつ厳選して、一流クリエイターの新しい休日視点の持ち方についてお伝えしています。

  • 「傘をさすこと」をデザインするテキスタイルデザイナー:鈴木マサルさん
  • 「何気ない女性の内面」を表現するイラストレーター:竹井千佳さん
「傘をさすこと」をデザインするテキスタイルデザイナー

日常生活の中に「嬉しい・楽しい気分」をデザインできたら?

例えば「傘」ではなく「傘をさすこと」をデザインする。鮮やかな配色と色彩と「シンプルさ」を併せ持ったテキスタイルの絵柄で。
テキスタイルデザイナー 鈴木マサルさんのテキスタイル作品は、人の生活に彩りを与える世界観があります。休日を通じた発想の「源」を聞きました。

鈴木さんの好きな休日の過ごし方(気に入っている休日デザイン)は何ですか?

心身のコンディションを整えるためにリフレッシュすること。気持ちを組み立てていくことが仕事の充実度に繋がっていきます。

休日の過ごし方(休日デザイン)で大切にしていることは?

自分をフラットな状態に戻すこと。カフェで朝をゆっくり過ごしたり、好きな現代美術鑑賞をして仕事モードになりがちな感覚にゆとりを持たせるようにしています

休日の心を磨くアドバイスを教えてください。

「休日だからどこか行かなくちゃ!」と無理に考えるよりも自分の生活スタイルのままでいること。
海外でも日本で流れる時間と同じように過ごしてみる。そういう時間づくりが創作の心を満たすのだと思います。

※鈴木マサルさんがつくるテキスタイルデザインの世界について、もっと詳しく知りたい!という方はコチラを是非。

 

「何気ない女性の内面」を表現するイラストレーター

女性の心をテーマにした本やドラマ等は沢山ありますが、その内面をイラストで表現する場合、やや暗めで淡い色をイメージしませんか。
イラストレーターの竹井千佳さんは逆に黄色やピンクの明るい色で「何気ない女性の内面」を表現します。
独特な色使いによる「何気なさ」は、意図せずして生まれてくることもあるとか ^^ 作品からポップな印象をにじませる彼女の創造力の休日時間の関係を聞きました。

竹井さんの好きな休日の過ごし方(気に入っている休日デザイン)は何ですか?

 自分の知らなかった世界を知って感じて刺激を受けること。例えば色々な業種の方と会う機会を持ったり、映画の世界に入ってみたり。

休日の過ごし方(休日デザイン)で大切にしていることは?

休みたい時はとことんダラダラ。楽しむ時は徹底的に楽しむ。忙しい中でオン/オフの境目はハッキリしていませんが…。

休日の心を磨くアドバイスを教えてください。

「周りの人に喜んでもらいたい」「どうやったら喜んでもらえるか」を考えて、人と会う機会を楽しむ心があると、いい時間が過ごせると思いますよ。

※竹井千佳さんがつくる世界について、もっと詳しく知りたい!という方はコチラを是非。

※本記事は休日デザイン研究所にて2014年に取材した内容の再掲となります。

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