-シリーズ “休み方改革”- えっ?学校と会社と地域で休んじゃう?キッズウィークって何?

学校の夏休みと仕事の夏休みって、うまく合わないんじゃない?

子供の頃、夏休みと言えば、学校に行かなくていい嬉しさと、自由な時間を何して過ごそうか?とワクワクしていた気がします。
でも、当時のサラリーマンは土曜日も仕事するのが一般的だったので、夏休みだからと言って、親と子が一緒に過ごす時間はあんまりなかったなぁ…。
でも、地域の夏祭りとかには大人たちと一緒に準備した記憶もある。ってことは、大人も子供の休みに合わせて、仕事を休んでいたってことなのか?と、おぼろげな記憶をたどってみる。

大混雑と旅費の高いお盆休み

夏休みに含まれるお盆休み。8月中旬になるとビジネスも少しスピードを落とすタイミングなのが、そうお盆休み。子供にとっては、親と一緒に田舎に帰ったり、一緒に遊んだりする機会だし、ダラダラした夏休みにアクセントができる意味で、これが結構、楽しかったりするんですよね。でも、結局、期間としては1週間くらい。しかもどこに行っても混んでいるし、親にとっても旅費はかかるし、子供も大人もその辺は嬉しくない。

学校と企業が休みを連動!

そこで、内閣府がとりまとめ役になって、文科省管轄下で粛々と進められてきたのが「キッズウィーク」。子供と大人の休みを合わせて地域で過ごす時間を過ごすことを目的として、夏休みを含む大型連休に加えた数日間(地域により異なる)を学校もお休みにして、大人も有休を取得したり、地域企業自体が休みになることで、子供と大人が過ごす時間を増やそうという国民運動。

■キッズウィークとは(厚生省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/sokushin/kidsweek.html

全国の10自治体程が参加表明

佐賀県の武雄市、神奈川県横須賀市、川崎市、三重県鈴鹿市、そして以前、記事に書いた山形県新庄市など約10の自治体がこの取組みに地域の独自色を加味して参加することになっています。

そして、その取組みとは

全国の各自治体で取組みが進められているところとそうでないところ。当然のことながら、色々な事情がありますよね。

気になること

子供がいる家族にとっては企業の働き方が変わって休みが増えても学校の休みと重ならなければ家族で旅行に行くこともできないですね。だから、学校と連動した動きが必要不可欠。でも、子供がいない独身者にとってキッズウィークなんて全く関係のないこと…。
とはいえ、実際に10月から導入された後、窓から見える空の色も何となく違って感じる休日になるのかもしれません。

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