新入社員が直面する5月病とGWという休み時間 ~休み方改革編 その1〜

2019年のGWは10連休ということで、4月に新社会人になった方々にとっても嬉しい休み時間になるんじゃないでしょうか。その一方で、社会人になって生活環境が変わって、緊張の連続だった研修期間も終わり、張り切っていたのに、5月の連休明けから急に糸が切れたかのように無気力になったり、気分が落ち込み、疲れやすく仕事にも集中できない…。といった症状に陥ることを5月病ならぬ、いわゆる「6月病」と言います。それは何が原因になっていたりするのか?今回は休日の過ごし方に焦点を当てることで解決の方向性について書いてみました。

新しい人間関係が上手く築けない

新しい環境、全く経験のない社会人という位置づけ。面接時とは違う社内の雰囲気。見たこともない貫禄のありそうなオジさん、怖そうな課長、よく喋る先輩などなど、いきなりこの職場で人間関係の中に入るのは実はなかなか難しいことですよね。見た目が真面目に見えてしまったことで、先輩から真面目な印象を持たれて実はそうじゃないのに、そのように振舞うことを求められてしまったり。職場の雰囲気・環境に馴染めないことがいつの間にかストレスになってしまっているケースがあります。

新しい環境にどうしても馴染めない

面接ではあらかじめ準備していた言葉を自分の経験の中に上手く散りばめながら自分をアピールできたけれど、いつの間にか入社することが目的になっていて入社してしまうと何故か分からないけれど周りの同期とも話が合わない。仕事の内容も思ったのと違う。そんな中で新入社員なのに課されるノルマも厳しい。どうしても残業ばかりが増えてしまうし、一向に減りそうもない。こういった環境もストレスに感じられてしまうことがありますよね。仕事に慣れていない分、自分のペースで進めることすらできない。知識・スキルも足りない。それでも、やらないといけないプレッシャーがあると嫌でもやらざるを得ない…。入社するまでは夢のように感じていた会社がまるで自分を潰してしまう存在になってしまうケースがあります。

梅雨という心も濡れるジメジメ気分の時期

雨が多い日が続くと気持ちも前向きになりにくいもの。たまに寒くなるこの季節でもあるので内向きになったり、気分が憂鬱になったりするものですよね。気圧の変化が体内の自律神経に影響を及ぼしていると言われています。

最初はちょっとしたストレスから

新生活で知り合ったばかりの同僚や知人たちに、学生時代のように腹を割って話ができる訳じゃないですよね。たわいもない会話でもホンネの会話をするのは難しい…。ちょっとした不安やストレスだったものが、誰にも話すことができず解消されないことで、個人で抱え込んでしまい心の不調になってしまいます。新生活では、多くの人は気持ちを新たにし、自分自身に期待をかけてモチベーションを上げ、休みの日に新しい習い事を始めてみたり、他人より何か秀でてみたいと考えたりします。休日の過ごし方も春の温かい陽気が後押しするように、いつもより少しアゲ気味でいこうとしますよね。ちょっと疲れたなぁ、という気分からのGW。休み明けに憂鬱な気分になりたくないためにどうすればいいのか?どんな過ごし方をしたら自分に無理なく素直な気持ちで会社・仕事に向き合えるのか?

休日マインドの3分類

「休み」は大きく3つに分類することができます。

  1. 国民全員が休みの空気感に包まれる長期休暇(例:年末年始休暇、お盆休みなど文化・伝統的な休み)
  2. GWなどのような長期休暇(主に私的な消費を促す傾向のある休み)
  3. 通常の土日祝などの日常的な休み(ルーティン的な行動に繋がる休み)

これらの休日それぞれの空気感に適した休み方が大切です。これは何かというと「国民全員が休みの空気感に包まれる長期休暇」は気温も低く社会全体が年末に向けた収束感と同時に新たな1年間がまた始まっていくというスタートを切る感じに満たされていきます。ゆっくりした年末年始の時間が流れるこの期間は、自分のペースでリズムを整え日本の年末年始を楽しむことで心が満たされやすい傾向にあります。このタイミングでGWの時期のようにアクティブに活動する休日を過ごすと、社会に流れるリズムと調和が取りにくくなることがあります。その一方で、「GWなどのような長期休暇(主に私的な消費を促す傾向のある休み)」は、社会がアクティブに活動することを求める傾向があります。気をつけたいのは、このスピード感が新社会人にとっては意外と速いこともあるため、ルーティンとして過ごすGW(新社会人のように新しい環境に直面していない人の過ごすGW)と違う場合にスピードについていこうとしがちなところがあります。また、GWにお正月休みのような休み方をすると社会の空気感にマッチしていないため、休むことでリフレッシュできるはずが意外とできていないことにもなります。それぞれの休みにマッチした過ごし方をするのがベスト。

休んだ実感をきちんと得ること

しっかり休んだという実感を持てた場合とそうでない場合では、仕事に対する価値の持ち方が変わります。逆に、あまり休めなかったと感じた場合は自分が関わる仕事に対する価値の感じ方が弱くなります。5月病、6月病と言われる新入社員のメンタル面の対応について、各企業の持つ課題は様々です。働き方改革と休み方改革は表裏一体と考えた上で、新入社員のメンタルヘルスについても新人研修の時点からケアしていく必要があると思います。

 

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