Withコロナの日常に隠れたシアワセ探し Fromカナダ Part 2

休日の多様性

コロナの影響で、ここカナダでも制限のある新日常の中で人々は暮らしています。コロナによるマイナス面をあげるとキリないほどですね。でも制限の中で生まれたモノ、気づけたコトも色々。今回はそんな出来事を中心に綴ってみようと思います。 

制限中にハマった外遊びは?

ステイホーム後、家族との散歩などがOKになった5月。公園の遊具や室内遊具場はまだクローズ中でした。

近くのモールにある遊具は今も閉鎖中(10月現在)ソーシャルディスタンス用の黒い丸が見える

そんな中、チョーク遊びが娘たちの「外遊びトレンド1位」に。 公園内のトレイルに、9歳の娘が10mほどの長い迷路を描いた日もありました。スタートしてドラゴンの眼の絵を踏まないように進むと、次は前へ連続ジャンプしながら進むエリアが。そのあとカラフルな森を迷わずに進むと、今度はサメだらけの海の絵が目の前に、、、。と、ゴールまで試練続きです。ジェットコースター並みの展開だけど、ゼロから生まれた体験型迷路は楽しくて、ゴールしては3人でハイターッチ!

また、丸の描き方でリズムが変わる「ケンケンぱ」は、6歳の娘が描くたびに難易度アップし、いい運動にもなりました。

ちなみにこの公園でよく野生のリスを見かけますが、この頃、しつこくリスを追うカラスを初めて見ました。ステイホーム期間中、外に人間の食べ残しが減ったのは確実。それゆえの飢えのサインだとしたら、コロナの影響は広範囲だなぁ。。。。

週末の買い物をラクチンに

コロナ後は入店の人数制限をする店が増えました。初夏の頃までは店外で並んで待つこともしばしば。1人で行く、週1の買い物はまあまあタイヘンだし、野菜や果物などを1週間分うまく買うのは結構ムズカシイ!

そこでミニ冷凍庫をオンラインで購入することに。今後またステイホームの可能性もあるし、冷凍の野菜&果物の数を増やせることで、効率よく「買い物も料理」もできるようになり、我が家にとっては一石二鳥でした。

またコロナを機にカナダでは、オンラインで食料品などを注文して「お店で受け取る」か「配達してもらう」かを選べるお店が増え、私たちも早速利用しました。サービス料がかかりますが、消費者のニーズに合うありがたいサービスだと思います。

この店もコロナ後オンラインサービスを開始。写真右手の出口は閉鎖し、入口専用になっている

ハロウィンが近いので、カボチャが飾ってある店内(10月現在)

Beforeコロナの休日あるある

コロナ前の休日、娘たちは誕生日会によく招待されていました。誕生日会の場所は、室内プレイグラウンド、公民館、水族館、科学館、映画館などチョイスは沢山。夏は公園での誕生日会もアリでした。

昨年の誕生日会。今は家族とお祝いが主流

 また秋から春にかけて、500円ほどの値段で気軽にアイススケートができるのもカナダっぽいかもしれません。カナダの国技はアイスホッケーで、BC州にも多くの室内アイスリンク場があります。

友達家族とお出かけやお家ディナーを楽しむ休日も定期的にありました。カナダは移民大国で、母国を離れた私たちにとって「休日を一緒に過ごせる人がいること」はありがたいことだと改めて思います。

Afterコロナの休日デザイン

ステイホーム中の休日はお家ピクニックをよくしました。自分たちでおにぎりやサンドイッチなどを作ってレジャーシートを敷くと、特別感が出て気分もアップ!またカナダはアイスの種類が豊富なので、スイーツ好きな私たち家族は、箱アイスとコーンを買ってアイスクリームパーティーもしました。

今年のイースターはお家で

リビングにテントを張って非日常を楽しむ休日もありました。コロナを機に「土曜の朝食担当はママ、日曜はパパ」になり、日曜は二度寝する幸福感に浸れるようになりました。

また、6歳の娘が「母の日とかみたいにお姉ちゃんの日もあればいいのに」と言ったことをキッカケに、今年、我が家では「お姉ちゃんの日」と「妹の日」を作りました。とある休日に祝った「お姉ちゃんの日」には、9歳の娘イチ推しの遊びをして彼女の大好物を食ベて。そしてプチギフトとThank Youカードをみんなで渡しました。後日「妹の日」も同じように家族でお祝い!2人のキラキラした顔は忘れられません。これからも家族で続けたいイベントです。

2020年の夏のこと

今まで夏に出かけた場所は、日系のお祭り、花火大会、ブルーベリー農園など。また小旅行をしたり、プールへ行ったりしてカナダの夏を楽しんできました。

昨年のお祭りの様子。今年はコロナ防止のためオンライン・テレソンに変更

昨年のバンクーバー花火大会前の様子。今年は中止に

今年は沢山のイベントが中止となり、ホテルなどはコロナ対策をしてオープンに。私たち家族は、近場でゆったりと今年の夏を楽しむことにしました。

ステイホーム後しばらくして6人までの集まりがOKとなり、友達家族と初めて立てたプランは近所にあるトレイルの散歩。「家族以外の大切な人に会える」日常に少し戻ったことを感謝した日でした。ちなみにそのトレイルから見える川には、秋、サーモンが産卵をしに来ます。また、このトレイル近くの小学校にはクマが出没することがあり、その時には警告を知らせる校内放送があるそう。

うんと早起きして近くのビーチへ行った日は、ゆるりとした時間を満喫しました。

車で30分ほどの所にある動物園も初めて訪ねてみました。園内は広くて、自転車やスクーター持参の人も。私たち家族は4人乗りの自転車を借り、夫婦して前のめりでペダルをこぎながら園内を回りました。今でも思い出すとちょっと笑える思い出です。

動物園内にある公園。トラの絵の下には「2mのソーシャルディスタンスを」の文字が

消毒液も用意されている

BC州ではサマータイムがあり、夏は午後9時でも明るい光が窓から差し込みます。子供を寝かせたい時にその明るさはちょっと困りますが、夏をゆっくり楽しめる良さがあります。10月になり、午後6時半には薄暗くなる窓の外。変わりゆく季節を実感する今日この頃です。

次回はレストランや学校、そしてハロウィンのことなどをコロナ事情も交えて綴っていく予定です。  

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